前回体験談②【やんわり抗議するものの…】」からの続きです。
入居者用の規約を確認して、ベランダでの喫煙についてどうなっているのか確認したり、管理会社に問い合わせてみたりしました。
蒸し暑い季節は、特に窓を閉め切るのが辛い
6月に入りだんだんと気温も湿度も上がってきたため、窓を閉め切っているのが難しくなってきました。
しかし隣人はしばらく仕事が入っていないようで、その週も連日朝6時台から喫煙が始まり、日中も15分おき、夜も11時前までベランダ喫煙が毎日続いていました。
昼間、トラックが出ていく音が聞こえるとホッとしましたが、安心して窓を開けていると、1時間もしないうちにタバコの煙が流れてくるので「ああ、帰ってきてしまったのか…」と憂鬱になる日々でした。
ちなみに、サイト管理人である私は、現在は完全に在宅でフルタイムワークしています。
この時期は、週3日の外勤と、2日の在宅ワークを組み合わせていました。
入居者用規約を確認してみた
マンションや団地の管理規約で、ベランダでの喫煙を禁止する項目はないのだろうか?
と思い、最初に配布された「入居者のしおり」を確認してみました。
「ベランダの使用」については、
- 転落に注意
- 多量の水を流さない
- 洗濯物を手すりからはみ出す位置に干さない
- 間仕切りや避難口をふさがない
…といったもので、喫煙や火気の使用については触れられていませんでした。
「共同生活」のページを見ると、はっきりと禁止されているのは次の5点のみ。
- 騒音
- 動物の飼育
- 無線の使用
- ベランダに落下物を置くこと
- 敷地内無断駐車
それ以外に関しては、
入居者一人一人がお互いの立場に立ち、相手を尊重し、協力し合って生活しましょう。自治会で決まったルールを守り快適な生活を送って下さい。
と、細かい規則は定めず、自分たちで話し合って…というスタンスのようです。
「ベランダ喫煙」の是非を、電話で問い合わせてみた
この「入居者のしおり」はイラストの雰囲気などからみて、かなり昔から使われている様子。
「火災の時は、大声で近所に消火の手伝いを求めましょう。気付かれない時は、鍋ややかんを叩いて音を出すと良いです」
と書かれています。たしかにそうでしょうけど、やや昭和過ぎる気も…。
規約には何も書かれていませんが、喫煙に対する社会の感覚も昭和とは変わってきているのでは?と思い、直接電話で問い合わせてみることにしました。
管理会社の電話に出たのは中年の女性でした。
と、管理会社というより近所の人のような回答に、それ以上何も言えずに電話を切ってしまいました。
こんな感じで、規約を理由に喫煙を控えてもらうのは難しそうでした。
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